拒食症を正しく理解し、受けとることから回復が始まる

ふかい ようこ

2015年05月18日 21:48






こんばんは♪
幸い人です。




先週は1週間かけて
コーチ・アヤコ式(R)
カウンセラー養成講座
1日目の
ふり返りをしました。



大切に育てたはずの娘が
なぜ拒食症になったのか?

コーチ・アヤコさんのカウンセリング
なぜ娘は治り、完治したのか?



それを感覚的になんとな~くではなく
「なるほど!」と納得したい

という講座参加の目的が
初回の講座から達成したような感覚です。

2日目以降の講座では
より深く学ぶことができそうで
楽しみにしているところです。






そこであらためて感じたこと

それは
かつての私がそうであったように

拒食症という心の病気が
正しく理解されていない現状があるということ

そして、そのことが
ご本人さまと
ご本人さまと関わる方々のココロを
ますます苦しめ

状況を悪化させる
大きな要因になっている可能性がある
ということです




拒食症のしくみを正しく理解すること

そして、それを
ご自分(家族)に起きていることとして
受け入れることから

回復への道は始まるのだと
今回あらためて感じました。



受け入れがたいことも
あるかもしれません。

けれど
本質を知ることで
考え方や行動の方向性が
まるで変ってきます。

そのあたりの
腹くくり、覚悟も
とても大切なのだと感じます。





特異な環境にあったわけでもないのに

突然何かにとりつかれたかのように
娘は拒食症という病気になってしまった。。。


なぜわが子が!?

わが子にいったい何が起きているの!?



あのころの私にはさっぱりわかりませんでした

わが家に起きた不幸を恨んだものでした。

根性なしの娘を不甲斐なく思ったものでした。



やがて

原因は母親(私)にあると

悪いのは母親の子育てだと

犯人扱いされて自暴自棄に陥り



さらに

拒食症は難病と言われ

治らない
治るとしてもとても時間がかかるし
何度も繰り返すとも言われ

絶望感でいっぱいになりました。





拒食症の本質について
何も知らなかったころの私は

いったい娘に何が起きているのか
不安で、恐ろしくて

アリ地獄のような場所から
一刻も早く抜け出したくて
拒食の症状をどうにかしようと
躍起になっていました。




「知らない」
「わからない」
「見えない」という状況は

ぽっかりあいた穴(空白)のようなもので
ココロに不安を招きます。



不安はさらに不安を呼び
行動をエネルギーを奪うこともあれば

その不安を払拭しようとするあまり
闇雲な行動 = 成果の出ない行動 に
走らせてしまうこともあるのです。

あの頃の私が
まさにその状態でした。




ですから

「わかる」
「正しく理解する」

ということは
とても大切なことだと
私は感じています。




また
それを他人事や一般論として
「私にはあてはまらない」
「私には無理」と
スルーしたり

「知っている」だけに
とどめるのではなく

自分にあてはめて
自分のこととして受け入れてみる
という行動も大切な一歩だとも感じます。



そうすることによって
また次の行動が見えはじめ
改善への道筋がひらけてくるのです。




ブログの読者さまから
「拒食症のしくみがわかって、楽になりました」
というメッセージをいただきました。
とても嬉しいメッセージでした。

私のブログ記事が
少しでもお役に立てたのだとしたら幸いです。


「わかると楽になる」

本当にそのとおりだと思います。


これからも
私が学んだことや経験したことを
記事にしてご紹介していきますね。

一人でもおおくのかたに
希望の光がさしこむことを願って。。。






あなたの大切なお時間に
最後までお読みくださいまして、本当にありがとうございます



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