使う言葉で人生が変わる！　ライフコーチング

こんばんは♪
幸い人です。





娘の本当のココロに寄り添い
拒食症克服に至る過程で感じた
戸惑い、不安、葛藤などを綴ります。


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「使う言葉を変えるだけで」





2011年の12月
不信感からはじまったカウンセリング。

私がイメージしていたカウンセリングとは
まったく違っていました。

母親を否定しない
それどころか
真剣に　かつ　あたたかく
私の話をひたすら聞いてくれる
そして
私の言葉をただ待ってくれる
カウンセリング

これまでどこにも書かれていなかった
誰も教えてくれなかった
具体的な言葉がけや関わりかたを教えてもらい
ぎこちないながらも
私のありったけの愛情で
娘に寄り添う方法に変えていきました。




これまでは、娘が

「まだ太ってる！（本当はガリガリに痩せているのに）」
と言えば、
「どこが？　全然そんなことはないよ！」
と返し

「食べたくない」
と言えば、
「がんばってよ」
「少しでもいいからさ」
「何か食べないと死んじゃうよ。死にたくないでしょ！」
と答えていた私。


カウンセリングを受けて
使う言葉や関わりかたを分析して気づいたこと。

「そんなことないよ！」
という、励ましや後押ししているつもりの言葉は
思いっきり娘の感情を無視＆否定している。

「がんばって」
これも、もう既にカラダもココロも壊すまでに
精一杯がんばってきた娘に対して
まださらなるがんばりを強いる威圧的な言葉。

さすがに思い直してくれるだろうと期待して
半ば脅しのように「死」をチラつかせる。
これは「死」をイメージさせ、
それを引き寄せてしまう最悪のＮＧ ＷＯＲＤ！！



いまにも消えてしまいそうな細い体でも
「食べたくない」と言う娘に
「食べても　食べなくても　いいんだよ」

「太い！ここがまた太った！」と喚く娘に
「そうなんだ。太いって感じているんだね」
「ここが太いからつらいんだね。そうだね、つらいね」

こんなふうに
娘が感じるままの言葉を
否定、誘導、断罪、激励...　いっさいせず
ただ、その表出した言葉をキャッチし
認め、同調する方法。


拒食症の娘に
「食べても　食べなくてもいい」
なんて、正直言うのが怖かった。
だって、本当に食べなくなってしまうかもしれないのだから。
ありのままを認めるのにも勇気と覚悟がいるんです。



これまでの思考の癖で
口元まで出てくる言葉を
「ちょっと待てよ？」とチェックして
言い換えをする。
めちゃくちゃ頭をフル回転させて
私から提供できるいま最高の言葉を娘に贈る。
しみついた口癖だから
変換処理はかなり大変でした。


ただ
しばらく根気強くつづけていると、
驚いたことに、時折娘が
「あれ？」という表情を見せたり、
私にぴったりとくっついて甘えたり、
とにかく、これまでになかった反応を
するようになったのです。

たとえそれが一瞬のことでも
拒食症にどっぷり浸かってからの娘の様子とは
明らかにちがう
何か一筋の光のようなものを感じたのでした


ひょっとすると、ひょっとするのかもしれない！？


まだこの新しい方法になじめず
（だって、これまでの常識とはまったく違うから）
信用しきれなかった私でしたが
一縷の望みを感じ、
これをつづけたらどうなるだろう？という
かすかな期待をもち始めたのでした。





最後までお読みくださいまして本当にありがとうございます

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【拒食症完治に向けて】シリーズ
幸い人から拒食症克服に向けて応援メッセージをこめて。
よろしかったらお読みくださいね。

序章 　　不安・迷い
① 　　　母親がカウンセリングを受ける！？
② 　　　母親の本気の覚悟
③ 　 　　子どもとの関わりかたを変える
④ 　　　親のエゴにもとづく子育て
⑤ 　　　ありのままを認める
⑥ 　　　使う言葉を変えるだけで
⑦ 　　　２人だけの時間
⑧ 　　　心が満たされてくると
⑨ 　　　ゴールをイメージして
⑩ 　　　拒食症を手放すとき
⑪ 　　　子は親を映し出す鏡
⑫ 　　　治る！と確信した出来事
⑬ 　　　引き寄せるチカラ
⑭ 　　　世代間連鎖
⑮ 　　　拒食症から学ぶことがあるとしたら
⑯ 　　　世代間連鎖のしくみ
⑰ 　　　今が未来をつくる
最終章　拒食症は治る！を常識に

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